進行した薄毛でも自毛植毛はできるのか?

薄毛治療はなるべく早い方が言いです

薄毛治療はなるべく早めに始めるのが良いと言われています。

 

早期に治療を開始すると治療の効果も表れやすく、しかも、増毛したことが周囲に気付かれてしまう可能性も低くなります。

 

とはいえ、毎日自分の毛髪を見ていると、少々薄くなったくらいでは気付かないことがありますよね。あるとき、何かの拍子で「あれ、こんなに薄かったっけ!?」と驚くこともあるでしょう。

 

明らかに薄毛が進行した状態からでも、薄毛治療を行うことはできるのでしょうか。また、自毛植毛ができなくなってしまう境界線はどのあたりなのかについても解説いたします。

 

薄毛が進行していても自毛植毛は可能!

結論から言いますと、採取できる自毛(毛根部分)があれば、特定の部分の薄毛が進行していても、いつでも自毛植毛手術を実施することができます。

 

ただし、採取できる自毛は「生命力の強い毛根」である必要がありますので、頭皮に生命力のある毛根がまったくなくなってしまったときは自毛植毛を行うことはできません。

 

頭皮全体が薄毛状態になってしまったときは、自毛植毛ではなく「人工毛植毛(人工の毛を移植する薄毛治療法)」を行うこととなります。

 

進行中の薄毛に自毛植毛を実施するときの注意点

薄毛が進行してから自毛植毛する場合の注意点

何年間も頭頂部だけが薄毛の人や何年間もおでこの部分だけ広い人の場合、薄毛の進行はある程度治まっていると考えられます。そのような場合は、薄毛部分に自毛植毛すれば、長期にわたって薄毛の悩みから解放されるでしょう。

 

薄毛の離れ小島現象

しかし、薄毛が進行中の場合に自毛植毛手術を実施すると、自毛植毛部分と元から豊富に毛髪がある部分の間の部分が抜け落ちて、自毛植毛した部分だけ毛髪が残る「離れ小島現象」が起こることがあります。

 

自毛植毛した部分の毛髪がある程度長いなら、抜け落ちた部分をキレイにカバーすることができるのですが、自毛植毛した部分の毛髪が短いときや自毛植毛したばかりで毛髪がまだあまり生えていない状態のときは、抜け落ちた部分が目立ってしまうことになります。

 

植毛と医薬品と併用することがオススメ

進行性の薄毛であるAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の場合は、進行速度によっては離れ小島現象が顕著に表れることがありますので、ドクターと相談し、医薬品によるAGA治療と自毛植毛を併用することができます。

 

尚、医薬品によるAGA治療は、AGAの進行を遅らせる内服薬の服用と毛髪が生えやすい状態にする外用薬の塗布が一般的です。

 

自毛植毛が実施できなくなる境界線は?

薄毛が進行した状態でも、毛根を採取できる部分が残っていれば自毛植毛手術を行うことは可能です。

 

しかしながら、毛根を採取できる部分があまり残っていない場合や頭髪全体が薄毛状態になっている場合は、自毛植毛手術をクリニックから断られることもあります。自毛植毛が実施できなくなる境界線はどのあたりにあるのでしょうか。

 

薄毛ではない部分の髪の毛が細くなっているとき

薄毛ではない部分の髪の毛をじっくりと観察して下さい。生命力を感じる力強い毛髪でしょうか。力強い毛髪の場合は、移植しても力強く生える可能性が高いですので、自毛植毛を実施することができます。

 

ですが、薄毛ではない部分の髪の毛が細くよわよわしい印象を与えるときは、自毛植毛手術をしてもしっかりと根付かない可能性があります。良心的なクリニックなら「定着しない可能性がありますので、自毛植毛はできません」とカウンセリングのときに教えてくれるでしょう。

 

しかし、長期的な視野を持たないクリニックでカウンセリングを受けると、「自毛植毛できますね」と診断され、手術を行い、数年後に再度薄毛に悩まされることになります。

 

薄毛部分の方が多いとき

毛髪が元気に生えている部分よりも薄毛部分の方が多いときは、自毛植毛をしてもあまり改善効果が見えない可能性があります。自毛植毛後の頭髪状態をシミュレーションしてもらい、納得できる効果が見られそうなときだけ自毛植毛手術を受ける方が良いでしょう。

 

スキンヘッドのとき

薄毛が気になり始めてから、髪型を思い切ってスキンヘッド(坊主頭)にしている人もいるでしょう。確かにスキンヘッドにするなら、禿げているのかオシャレで剃っているのか分からなくなりますので、薄毛を克服する良い方法の1つではあります。

 

しかし、スキンヘッドにしてしまうと、毛根の状態(生命力のある毛髪が生えてきているのか)を知ることができませんので、自毛植毛手術が可能なのかどうかさえ判断することができなくなってしまいます。

 

自毛植毛をしようかなと考えている人は、少し髪を伸ばしてから薄毛治療クリニックを訪れるようにしてください。

 

早めの治療が吉!まずはクリニックに出かけよう

医薬品で治療する場合も自毛植毛手術をする場合も、とにかく早めに治療を開始することが大切です。早めに対策をすれば薄毛の悩みから解放される可能性があるのに、放置してしまったために一生薄毛の状態で暮らさなくてはならない・・・というのは残念すぎますよね。

 

ほとんどのクリニックでは無料カウンセリングを実施していますので、まずはクリニックにでかけて、現在の状況を客観的に把握してみるのはいかがでしょうか。