日帰り可能!植毛手術は3時間から6時間程度です

M字部分が少し入っているサラリーマン男性が悩んでいる、腕組みをしているイラスト、時計のイラストも描かれている

植毛の手術時間は本数によっても大きく変化してきますが、泊りがけとなるようなことはありません。基本的に日帰り手術となっているのです。

 

だからといって短時間で植毛が終わるわけではありません。

 

植毛の手術はまずは後頭部から毛を採取し株分けを実施し、その後に埋め込んでいきます。細かい段取りもあるので、時間はそれなりにかかってしまうわけです。

 

こちらでは植毛手術と時間について徹底解説します。
植毛をしたいけどどのくらい時間がかかるかわからないから避けていた、という方が必見です。

植毛全体にかかる時間について

3時間から6時間程度が目安になる

 

植毛にかかる時間ですが、最低でも3時間が一つの基準になります。よっぽど本数が少ない場合には3時間を切ってくる可能性がありますが、一般的な植毛本数であればやはり3時間程度はかかってしまうのです。

 

自毛植毛と人工毛植毛|どちらのほうが短時間で植毛できるのか?

 

人工毛植毛のほうが短時間で植毛が出来ます。

 

真面目そうな爽やかなドクターが説明をしているイラスト、何かしらの資料を見ている様子、聴診器を首にかけている、白衣を着ている、ネクタイをしている

人工毛植毛の場合は、自毛植毛と違って毛の採集をする必要がありません。株分けと言ったものも基本的には行う必要が無いので、植えるだけなのです。

 

自毛植毛は、まず毛を採取しなければなりません。

 

 

さらに株分けを実施し、その後にスリットを頭皮に入れて植毛をしていくことになります。どうしても時間がかかってしまうわけです。

 

※人工毛植毛にかかる時間は、平均して1時間で400本から500本とされています(ニドークリニックのホームページより)

自毛植毛の流れと時間

第1段階

カウンセリングの実施、デザインの確認

第2段階

手術に関する説明の実施

第3段階

ドナーの採取(自毛植毛手術の開始)

第4段階

ドナーの切除

第5段階

移植の実施

第6段階

包帯を巻いて終了

自毛植毛は上記の流れに沿って実施されることになります。人工毛植毛と大きく異なっているのが、ドナーの採取とドナーの切除です。ドナーとは植毛に使用する自毛のことを指しています。

 

もう少し詳しく説明すると、ドナーとは「毛根や毛乳頭と周囲の皮膚まで含めたもの」のことを指しています。人工毛植毛ではドナー利用しません、人工の髪の毛を移植することになるので、後頭部や側頭部から髪の毛を採取する必要性もないわけです。

 

※ドナーに関する詳しい情報はこちら

 

それでは自毛植毛のそれぞれの段階の説明と、それぞれに係る時間について解説していきます。それぞれの工程ではどれだけの時間がかかってくるのでしょうか。

 

「第1段階 カウンセリングの実施、デザインの確認」にかかる時間

 

10分から20分程度かかります。丁寧に対応してくれるクリニックだと、30分程度かかってくることもあります。

 

男性が真剣な表情でカウンセリングを受けている、ドクターらしき白衣の男性が親身になって話を聞いているイラスト、施術前には必ず行われている光景

カウンセリングに関しては、植毛の施術を受ける前にかならず実施されます。自毛植毛はどういったものなのか、といった疑問にも答えてくれます。不安なことがあれば、必ずこの段階で質問してください。

 

不安な気持ちのままで施術を受けるようなことがないようにしましょう。

 

ちなみにカウンセリングに関しては、基本的に無料で実施されることになります。ただし、カウンセリングは予約をしなければ対応してくれないクリニックが多いです。そもそも植毛系のクリニックは完全予約制で対応しているところがほとんどなのです。

 

カウンセリングが終わったら、いよいよデザインを実施することになります。植毛する部位の希望はあると思います。その部位に対してどのような植毛を実施するのか、ということを考えていきます。

真面目そうなドクターがパソコンで何ら調べている様子、パソコンで植毛のデザインを計算しているのかもしれない、ちょっとにこやかな表情をしている

 

植毛の範囲や、たとえば生え際の植毛デザインと言うものも重要なのです。生え際の場合は、一直線に植毛してしまうと不自然になってしまいます。自然に見えるようなデザインをドクターとともに考えていくことになります。

 

植毛する毛の密度というものも非常に重要です。密度が低いとスカスカの状態になってしまい、植毛したのに薄毛が目立ってしまうような状態になりかねません。

 

一方で高密度にしすぎるのも問題です。毛が多くなってしまうと、定着率が下がってしまう恐れもあります。植毛後の毛の成長が悪くなってしまうこともあるのです。

 

密度に関しても、できれば普通の状態にするべきです。薄毛の方は高密度植毛をしたがる傾向にありますが、「デメリットもある」ということは把握しておきましょう。

 

 

「第2段階 手術に関する説明の実施」にかかる時間

 

約20分から30分程度の時間を割くクリニックが多いです。
ただし中には説明に関してはカウンセリングで実施しているという考えで、手術に関する説明は割愛するところもあります。

 

手術に関する説明が行われる場合には、デザインなどもしっかりと確認しましょう。手術の方針なども把握しておく必要性があります。

 

ちなみに手術に関する説明を行うときですが、手術用の服に着替えていることもあります。説明を受けた直後に施術に向かうことになるからです。

 

 

「第3段階 ドナーの採取(自毛植毛手術の開始)」にかかる時間

 

メスを使うFUT法の場合は20分から30分で終了します。
パンチグラフトという器具を使ったFUE法を利用する場合には、かなりの時間がかかり60分程度の時間になることもあります。

 

バリカンのイラスト、後頭部や即答の部髪の毛を短く刈り込まなければいけない、少しでも施術がしやすいようにするための必要不可欠な行為の一つである

手術室に移動して、手術方法にもよりますがドナー最終部分の後頭部や側頭部の髪の毛をバリカンなどで2ミリから3ミリ程度まで刈り込んでいきます。

 

長いままだと採取が難しいからです。

 

※最近では技術も進歩して、アイランンドタワークリニックのように髪の毛が長いままドナーが採取できるようにもなりました(参考:https://www.ilandtower-cl.com/)。

 

バリカンで短く刈り込んだら、今度は局所麻酔を実施します。麻酔を実施しなければ痛みが強くでてしまうので、必須となっています。場合によっては鎮痛剤も利用することになります。

 

麻酔がきいてきたら、いよいよドナーの採取を実施します。ドクターの技術力の差によってもかかる時間は変化しますが、この時間を少しでも短くすることが定着率をアップさせる秘訣となっています。

 

手際良く行なうようなドクターがいる植毛クリニックを選択すべきです。

 

 

「第4段階 ドナーの切除」にかかる時間

 

60分から120分程度かかります。
植毛の手術では最も時間がかかる段階です。

 

※FUE法の場合は、そもそも採取するときに毛包単位でくり抜いているのこの作業はありません。FUT法の場合のみに行わなければならない作業なのです。

 

採取した頭皮を毛包単位で切り分けていく作業となります。この作業に関しては、ドクターや看護師などが行っていくことになるので、特に施術を受けている本人はしなければならないことはありません。

 

多くのクリニックでは、患者は別室で休憩しているような状態となります。ちょっとしたビデオを見たりしてドナーの切除を待っている、というケースが多いようです。

 

ドナーの切除に関しては、以下のようにグラフトを分けていきます。

 

  • 1本生えているグラフト
  • 2本生えているグラフト
  • 3本から4本生えているグラフト

 

本数をわけていくわけですが、これは仕上がりにも大きく関わっていきます。たとえば本数が多いグラフとは頭頂部に利用します。ボリュームを出すために必要だからです。

 

一方で本数が少ないグラフトは生え際に用います。1本のグラフトはデザインがしやすい、といったメリットがあるからです。

 

株分けを上手く行なう、ということは自然な髪型を作るためにも必要不可欠なものです。

 

 

「第5段階 移植の実施」にかかる時間

 

本数にもよりますが、60分から120分程度の時間を要します。

 

後頭部から採取した髪の毛をM字部分に植毛するイラスト、スリットを入れて頭髪を植え込んでいく作業が必要になってくるのだ

すぐに髪の毛を植えるのではなく、まずは頭皮にスリットと呼ばれる切れ目を入れていきます。

 

切れ目を入れたら株分けしたドナーを挿入していくことになります。

 

 

スリットに関しては1ミリから2ミリ程度の切れ込みです。また、あまりに深く切れ込みを入れてしまうと、植毛後の頭皮に違和感が出てきてしまうので、グラフトを挿入する深さ、というものも重要になってくるわけです。

 

500株(グラフト)程度の移植であれば、基本的に短時間で終了します。一方で1,000株(グラフト)を超えるような植毛になると、この工程には時間がかかります。

 

たとえば生え際だけ、といったような少ない本数での対応となっている場合には、60分かからないことも十分に考えられるわけです。

 

 

「第6段階 包帯を巻いて終了」にかかる時間

 

15分から20分程度かかります。

 

すべてのグラフトがの移植が終わったら、縫合部分にパットを当てます。パットを当てた上から包帯を巻いて終了となるわけです。

 

包帯を巻き終わった後には、今後の生活における説明を受けることになります。たとえば、痛みを緩和させるために痛み止めなども処方されます。その飲み方などの説明もされるわけです。

 

またシャンプー方法などの説明も受けることになります。定着率が高くなるように、様々な指導を受けることになるわけです。

植毛の施術時間まとめ

植毛の時間は1時間や2時間で終わるわけではありません。午前中やお昼の早い時間帯から開始されることが多くなっています。夕方以降の施術開始となってしまうと、施術が終わるのが深夜になってしまう恐れもあるからです。

 

現実的に仕事終わりに施術を受ける、ということも難しいでしょう。

 

もちろん夜勤の人が夜勤明けに午前中の早い時間帯に施術を受ける、ということは可能かもしれません。しかし夕方まで仕事をしてそれから施術を受ける、ということは時間的に難しいのです。

 

FUT法とFUE法のどちらが短時間で施術が終わるのか?

 

どちらのほうが早く手術が終わる、ということは一概には言えません。

植毛法

時間的特徴

FUT法 ドナーの採取は短時間ですむが株分けをしなければならない
FUE法 ドナーの採取に時間がかかってしまうが株分けが不要である

それぞれに時間的なメリットとデメリットがあるのです。結果的には、同じような時間がかかってしまいます。