植毛方法は複数の種類が存在しています

植毛は大きく分けて人工毛髪を植え付ける「人工毛植毛」と、自分の頭皮や毛根部を植毛が必要な部分に移植する「自毛植毛」があります。「自毛植毛」にはストリップ法などの方法があります。それぞれについて、どのような方法なのかを確認しましょう。

FUE法・・メスの要らない自毛植毛

FUE法とは最近急速に普及してきた方法で、植毛先進国と言われるアメリカなどでは最もポピュラーな植毛法となりました。

 

自毛植毛

専用の機械を用いて後頭部などの毛髪が豊かにある部分の毛根を直接くり抜き、植毛が必要な部分に移植する方法です。メスを使わず、切開や縫合の必要もありません。大きな傷跡が残らない、というメリットがあります。

 

専用の機械を使ってくり抜きますが、毛根の下には血管があるので血管を傷つけずにくり抜くためには相応の技術力が求められます。経験と実績が豊富なクリニックで、FUE法による手術を受けましょう。

 

FUE法は、クリニックによってはダイレクト法とも呼ばれています。毛根をダイレクトに採取するので、そう呼ばれることがあるのです。

 

SAFE法・・最新のメスの要らない方法

SAFE法は2004年に実用化された植毛の方法で、FUE法の改良版として生み出されました。新しい技術なので実施しているクリニックも少なく、費用も高額にはなります。

 

SAFE法では、FUE法に比べ毛根部の下の血管を損傷する確率が非常に低いのが特徴です。
ドクターの技術にもよりますが、FUE法では毛根部の下の血管損傷率が20%から40%と言われているところ、SAFE法では5から8%と非常に低くいのです。

 

ストリップ法・・頭皮を移植する自毛植毛

ストリップ法を解説する医師

ストリップ法のストリップとは「細長い紙きれなどの薄いもの」を意味します。毛髪が豊かにある部位の頭皮を幅1cm長さ10〜20cm程度のストリップ状に切り取り、そのストリップ状の頭皮を植毛が必要な部分に移植します。

 

頭皮を切り取るので「切り取った部分を縫合する手術が必要なこと」と「縫合部に傷跡が若干残る恐れがあること」がデメリットです。一方で毛根を機械でくり抜くわけではないので、血管などの組織を傷つけにくいというメリットもあります。

 

費用もFUE法やダイレクト法に比べて安いケースが多いです。