植毛をするうえでメリットとデメリットを考慮しましょう

植毛の二つの種類である「自毛植毛」と「人工毛植毛」は薄毛を対処するための手段ではありますが、そのメリットとデメリットは全く異なります。それぞれの違いを確認し、自分に合った植毛法を選択しましょう。

自毛植毛の場合のメリットとデメリット

自毛植毛をした人

「自毛植毛」のメリットは、自分の毛根を移植するので異物ではありません。拒否反応が起こらないのがメリットです。

 

毛ではなく毛髪が生える機能を持っている毛根も移植するので、生えてきた毛髪が抜けてもまた自然に生えてきます。

 

手間のかからない薄毛の解決方法なのです。

 

毛根を移植する手術なので外科的手術となり麻酔も使用します。手術時間も植毛する面積やクリニックによっても異なりますが、平均して4時間程度はかかります。医療保険適用外の手術なので、100万円から200万円程度必要なのもデメリットでしょう。

 

移植できる毛髪が少ない場合は「自毛植毛」を行えない、というデメリットもあります。「自毛植毛」は、男性の場合、後頭部や側頭部の毛髪が豊かにある部分の毛根を頭頂部などの植毛を必要とする部分に移植します。しかし後頭部にも側頭部にも植毛できるだけの毛髪がない場合は、手術が不可能になります。

 

移植しただけではすぐに毛髪が生えてこないのもデメリットの一つです。即効性がないのです。皮膚が新しい場所に定着し、毛髪を伸ばすようになるまで3カ月程度かかります。毛髪がある程度生えてきたと実感するまでには6カ月以上かかることもあります。

人工毛植毛の場合のメリットとデメリット

人工毛植毛をした人

「人工毛植毛」は、大抵の場合が「自毛植毛」の場合に比べて値段が安いです。
50万円から100万円で手術を受けられます。

 

人工の毛髪を植えるので、手術をしてすぐに毛髪が増えた実感を味わえるのも大きなメリットです。

 

しかし「人工毛」という異物を植え付けるので、拒否反応が出て頭皮に定着しない恐れもあります。一度抜けてしまうと、再び生えてくることはありません。抜けた部分はメンテナンスで補う必要があるのです。

 

メンテナンスにも費用が発生するので、初期費用は比較的安いのが「人工毛植毛」ですが長期的に見るとかえって自毛植毛よりも高くついてしまいます。

 

人工毛植毛と自毛植毛のランニングコストの違い

 

2,000本を植毛するケースでの価格比較を実施します。
人工毛植毛の費用に関してはニドークリニックを参考にし、自毛植毛の費用に関してはアイランドタワークリニックを参考にしました。

 

人工毛植毛に関しては1年で半数の毛が脱毛してしまうとされているので、1年ごとに1,000本の植毛を継続するものとして費用を算出します。

期間

ニドークリニック(人工毛)

アイランドタワークリニック(自毛)

1年

520,000円

約1,160,000円

3年

1,040,000円

約1,160,000円

5年

1,560,000円

約1,160,000円

10年

2,860,000円

約1,160,000円

初年度に関しては、人工毛植毛の方は安く済むことがわかります。しかし、人工毛植毛は維持費がかかってきてしまうのです。徐々に自毛植毛の価格に追いついていき、最終的には人工毛植毛のほうが圧倒的にコストがかかってしまうことがわかります。

まとめ

比較項目

人工毛植毛

自毛植毛

費用

短期的:有利、長期的不利 短期的:不利、長期的:有利

植毛後の管理

必ず抜けるので必須 不要

即効性

すぐに結果が現れる 生え揃うまで6ヶ月程度かかる