自毛植毛の耐用年数と再手術の必要性について調べてみました

自毛植毛はどのくらもつの?

 

薄毛治療の中でも高価な部類に入る「自毛植毛手術」。どれくらいの本数を植毛するか、また、どのクリニックで治療を受けるかによっても費用総額は異なりますが、100万円〜200万円ほどかかってしまうことも珍しくありません。

 

決して安い手術ではありませんので、できれば長く良い状態をキープしたいですよね。通常、どのくらい持つものなのか、再手術が必要になるのかについて探っていきましょう。

 

基本的には自毛植毛手術は一生モノ!

植毛した髪の毛は、普通の髪の毛と同じなので基本的には半永久的に生え続けます。

 

通常、髪の毛は2〜6年ぐらいで抜けてしまいます。しかし、抜け落ちると、一定期間休止してから再度生えてきますので、毛量が減ってしまうことはありません。成長から退行、そして休止から成長と途絶えることなくサイクルを繰り返すのです。

 

この途絶えることないサイクルは、自毛植毛した毛髪においても繰り返されます。自毛植毛すると、数週間〜数ヶ月後に「ショックロス」と呼ばれる現象で一時的に髪の毛が抜け落ちることがありますが、さらに数週間経つとショックロスの状態が沈静化し、また新たに髪の毛が生えてくるのです。

 

自毛植毛した毛髪は抜けにくい!

「自然に薄くなってしまった場所に自毛植毛しても、また、薄くなってしまうのでは?」と、不安に感じる人もいるでしょう。

 

しかし、その心配は杞憂です。自毛植毛する毛髪は、AGA(男性型脱毛症)の影響を受けにくい後頭部や耳周りの毛髪ですので、頭皮に定着すると、自然なヘアサイクルを繰り返します。つまり、元々生えていた毛髪よりも植毛した毛髪の方が抜けにくいのです。

 

再手術が必要になることもある

しかし、自毛植毛した毛髪が絶対に抜けないというわけではありません。自毛植毛しない人であっても年を重ねることで全体的な毛量が減ってしまいますし、薄毛の部位が広がって、自毛植毛した場所も薄毛になってしまう可能性がないとは言い切れません。

 

自毛植毛した場所が薄毛になってしまったら、再手術が必要になることもあります。再度、豊富に生えている場所から毛根を採取し、必要な量だけ植毛手術を実施するのです。

 

再手術は通常の手術よりも難しい?

1回目の自毛植毛手術も再手術も、どちらも実施する内容は同じです。毛根を採取して、必要な部分に植え込むだけです。

 

しかし、1回目の自毛植毛よりは採取できる毛根量がどうしても少なくなってしまいますし、広範囲に薄毛が広がっている場合には、全体をカバーするだけの毛根を採取できない可能性もあります。

 

また、1回目の手術からあまり日数が断っていない場合は、頭皮の状態も良好とは言えず、植毛手術自体が困難になることもあります。できれば、自毛植毛手術を終えてから2〜3年は頭皮を養生する時間を設けたいものですね。

 

自毛植毛の再手術ができないときの代替手段

自毛植毛が再手術できないときの代替案は?

自毛植毛した部分が薄毛になってしまったとしても、採取できる毛根がない場合は再手術ができません。

 

また、採取できる毛根量が少ない場合も、再手術によって満足できる状態を実現することは難しいです。採取できる毛根量が充分ではないときは、「人工毛植毛」について検討してみてはいかがでしょうか。

 

人工毛なら好きなだけ増やせる!

自毛植毛は、自分の毛髪が充分でないときは実施できません。薄毛の部分をすべてカバーしたいと思っても、後頭部や耳周りの毛量にも限界がありますので、絶対に実現可能とは言い切れないからです。

 

しかし、人工毛なら、工場でいくらでも製造することができますので、好きな数だけ増やすことができます。植毛する部位の頭皮の状態にもよりますが、理論的には1,000本でも2,000本でも増やすことが可能なのです。

 

毛根採取する手間をカットできる!

自毛植毛手術は、「毛根を採取する手術」と「毛根を植える手術」の2つの手術を行わなくてはいけません。大抵のクリニックではどちらの手術も1日のうちに実施してしまいますが、やはり2つの手術を行うわけですから、トータルで5〜7時間ほどの長丁場になってしまいます。

 

一方、人工毛植毛手術の場合は「毛根を採取する手術」は行わなくても良いですので、手術は「毛根を植える手術」1つのみとなります。手術時間もその分短縮されますので、3〜4時間ほどで自宅に帰ることも可能です。

 

ただし、拒否反応が起こる可能性がある

好きなだけ増やせるだけでなく、手術時間も短縮できる「人工毛植毛」。良いことばかりのように思えますが、実際のところはそうではありません。

 

自毛植毛手術の場合は、自分の毛根を植えますので頭皮に拒否反応が起こりにくく、皮膚が腫れたりかゆみや赤みが出たりせずに定着することが多いのですが、人工毛植毛手術の場合は、人工毛という異物を植えますので、頭皮に拒否反応が起こってしまうこともあるのです。

 

拒否反応が一時的なものなら良いのですが、場合によっては、かゆみが引かないことやせっかく植毛した人工毛自体が抜け落ちてしまうこともあります。

 

また、人工毛は色も質感も変化しませんので、植毛したときには他の毛髪としっくりと馴染んでいても、時間が経つにつれ他の毛髪のようには衰えず、違和感が生じることもあるのです。