植毛技術は歴史を歩みながら進化しています

かのローマのカエサルもローマの第一人者になった時に、薄くなった頭皮を隠すために会議中でも冠をかぶる権利を求めたともいわれています。日本でも武家と呼ばれる人々はちょんまげスタイルをしていました。ちょんまげスタイルも薄毛を隠すために始まった、とする説があります。
昔から薄毛を気にしている人は多かったのです。

 

皮膚や毛髪を移植する「植毛手術」に関する研究は1800年代に始まったとされます。

 

1930年代には、毛髪が生えた皮膚をそのまま植毛を必要とする部位に移植する施術が実施され始めました。

自毛植毛の始まりは1970年代からと言われています

自毛植毛をした人

1970年代には、現在の「自毛植毛」に近い「毛根がある皮膚を切り取って、植毛が必要な部位に移植する」技法が用いられるようになりました。

 

その当時には毛根がある皮膚を幅10cmくらいまとめて切り取っていたので、手術痕も目立ちます。仕上がりも不自然だったのです。

 

その後、主にアメリカにおいて自毛植毛の研究が進み、現在のように移植する頭皮を「株」単位や「一本」単位で切り取る技術が生み出されました。

 

人工毛髪を植え込む「人工毛植毛」も、1930年代に始まったと言われています。しかし「人工毛髪」という異物を体に植え込むことになるので、違和感が生じるだけでなく痛みや腫れなどを引き起こします。アメリカやカナダでは手術を行うこと自体が禁じられています。

現在も日々進化し続ける自毛植毛

医師の腕にかかっている植毛

1990年代にほぼ現在の形に確立した「自毛植毛」ですが、技術は日を追うごとに向上しています。さらに自然でさらに痛みを伴わない技法へと進化を遂げています。

 

自毛植毛」は人の手による手術なので、行う医師やスタッフの技量に大きく依存しています。

 

経験豊かで実績のあるクリニックで腕の確かな医師やスタッフに任せることが、植毛を成功させる大きなカギとなるでしょう。

近代の植毛の歴史年表

1939年

奥田庄二氏の植毛に関する論文が発表される

1959年

ノーマン・オレントリック医師によるパンチ式植毛の発表

1960年代

パンチ式植毛の爆発的な広まり

1991年

ブラジルのアーベル氏によるマイクログラフトとミニグラフトによる手術の成功