【植毛後】髪の毛はどうなる?3つのポイントで詳しく解説

植毛後の髪質の変化ってあるの?

 

植毛したあとの髪の毛はもともとあった髪の毛のように普通に生えてくるのでしょうか。植毛手術を受けるかどうか考えている方にとって、もっとも知りたいそんな疑問を下の3つのポイントに分けて詳しく解説していきます。

 

<目次>

 

植毛した髪の毛はちゃんと伸びるの?

「植毛した髪は伸びるか?」と疑問に感じる方は多いです。植毛方法によって毛が伸びることもありますが伸びないこともあります。

 

植毛の方法には「人工毛植毛」と「自毛植毛」の二つの種類があります。

 

人工毛植毛

 

人工毛植毛を選んだ場合、人工の毛髪なので伸びたり、また生えたりすることはありません。ですが、植毛してすぐに髪の毛がある状態になるので、即効性を求めている方にはおすすめの方法です。

 

抜けてしまった人工毛は復活しないので、状態を維持したいのであれば定期的にメンテナンス(再度の植毛)をする必要があります。

 

自毛植毛

自毛植毛で髪が伸びた人

自毛植毛を選んだ場合、髪の毛のみを移植するのではなく、毛根を移植する方法なので、植毛後は髪の毛が成長し続けます。髪の毛を移植するわけではないので、植毛してすぐに効果を実感することができないのがデメリットです。

 

自毛植毛は、自分の毛根を植毛が必要な個所に移植する手法です。毛根がしっかりと定着するために1週間から2週間ほどかかり、植毛手術後1カ月から3カ月の間は、植毛した部分の髪が一度抜け落ちます。

 

3ヶ月後くらいから徐々に新しい毛髪が生えてきて、通常の毛髪部分と同じように成長していくのです。植毛手術後6カ月くらいで植毛した部分と周りの部分が馴染み、効果を実感できます。その後は通常の毛髪部分と同じく、髪の成長を楽しめます。

 

自分の髪が生えてくるという点では「自毛植毛」は非常に優れた方法ですが、6カ月以上かかってようやく効果を実感するということで即効性はありません。今すぐ効果を得たいという方には不向きな方法です。

 

毛髪の成長や期間、実際の伸びの具合などの疑問がある点は、植毛専門の実績と経験豊富なクリニックの無料相談などを利用して解決しましょう。

 

植毛した毛は髪質が変わる?

植毛した部分の髪質は、禿げる前と同じ髪質なのでしょうか。

 

また、インターネットで植毛した人のブログなどを読んでいると「植毛してから髪質がチリチリになった」「元々ストレートなのに、カールした髪が生えてきた」などと記載されていることがあります。

 

本当に髪質が変わったり、髪がチリチリしたりすることがあるのでしょうか。

 

基本的には植毛部分には同じ髪質の髪が生える

髪質を決定する要素はいくつかありますが、その中でももっとも大きな影響を与えるのが元々の遺伝情報です。そのため、植毛したとしても元々持っている遺伝情報によって髪の毛が作られます。

 

結果的にハゲる前に生えていた髪質と同じ髪質の髪の毛が生えてきます。

 

生え始めはカールしていることがある

元々がストレートの髪質の人なら、植毛した部分にもストレートの髪が生えてきます。ただし、生えはじめのときは赤ちゃんのような髪の毛、つまり色が明るく、髪自体が細くて弱く、緩やかなカーブを帯びている髪の毛が生えてくることが多いです。

 

1〜2年経てば大半は元の髪質に戻る

もちろん、赤ちゃんのような髪の毛が生えてきたからといって、そのまま赤ちゃんのような髪の毛が伸びていくわけではありません。3〜5センチ伸びてきたときには、しっかりと大人の髪質になりますので安心して下さい。

 

とはいえ、最初の1〜2年は、元々生えていた髪よりもやや弱くて細い髪の毛が生えることが多いです。

 

これは毛根が頭皮の中でまだしっかりと成長し切れていないためと考えられます。最初の1〜2年を過ぎれば徐々に元の髪質や元の太さ、コシに戻りますので、不安になりすぎないようにしてくださいね。

 

ダメージを受けるとチリチリした髪が生える?

稀に、元々ストレートだったのに、緩やかなカールではなくコシの強いチリチリした髪が生えてくることもあります。チリチリとした髪が生えてくるときも、ほとんどの場合は3〜5センチほど伸びる頃にはストレートに戻っていますので心配し過ぎないようにして下さい。

 

しかし、稀なケースとして、1年ほど経ってもチリチリとした髪の毛が生え続けることがあります。これは、植毛した毛根が強いダメージを受けており、そのダメージのためにストレートな毛髪を作れなくなっていると考えられます。

 

植毛時のダメージ

植毛手術をしたときに、毛根をまっすぐ植えるのではなくやや斜めに植えてしまい、髪がまっすぐに生え出ることができなくなってしまうことがあります。

 

まっすぐに生え出ることができないと、髪はまっすぐに成長しませんので、結果的にチリチリと曲がった髪が出てくることになります。

 

また、毛根を深く植え過ぎて、髪がまっすぐに生え出ることができなくなってしまうこともあります。このときも、髪はまっすぐに成長できませんので、チリチリと曲がった髪が生え続けることになってしまいます。

 

植毛後のダメージ

植毛後にカラーリングやパーマなどの頭皮と頭髪に負担をかけることを行うと、植毛した毛根にダメージを与え、生え出る髪の毛がチリチリとしてしまうことがあります。

 

その他にも、毛根に傷がつくことを恐れて適当に頭皮を洗い続けることで、毛根に汚れや皮脂がたまってしまうことも、毛根にとっては大きなダメージになります。

 

また、反対に、毛根をゴシゴシと強い力でこすりすぎて、毛根にダメージを与えてしまうこともあるでしょう。その他にも、強い紫外線を頭皮にダイレクトに何度も当たってしまうことも、毛根にとっては大きなダメージとなります。

 

加齢によるダメージ

加齢によって頭皮にたるみが生じ、毛髪がまっすぐに生え出ることができなくなっていることもあります。また、加齢による代謝の低下により、ハゲる前のように力強い毛髪を生み出せなくなっていることもあります。

 

 

チリチリ髪を防ぐためにできること

チリチリとした髪が生えてくることを防ぎたいなら、毛根にダメージを与えないことが大切です。植毛時のダメージを減らすためには、やはり熟練した腕の良いドクターに手術をしてもらうことが一番だと言えるでしょう。

 

慣れていないドクターが植毛手術を行うなら、頭皮にどのようなストレスがかかってしまうか分かりません。

 

また、植毛後のダメージは自分で軽減することができます。髪の毛が落ち着く1〜2年間は、美容院でカラーリングやパーマをしない方が良いでしょう。

 

そして、毛根に皮脂や汚れが残らない程度にキレイに頭皮を洗い、決して頭皮に爪を立てたり強くこすったりしないようにしてください。

 

頭髪が濡れたままで長時間放置すると頭皮に細菌が繁殖してしまいますので、丁寧にタオルで髪を乾かし、乾き切らない部分はドライヤーの低温の風で乾かすようにしましょう。そして、紫外線が強いときは帽子や日傘で頭皮を守ることも大切です。

 

髪質が変わっても元に戻ることがほとんど!

ほとんどの場合は、植毛後、元の髪質の髪の毛が生えてきます。また、髪質が変わることも稀にありますが、高確率で元の髪質に戻ります。

 

不安になりすぎるとストレスで薄毛が進行してしまうかもしれません。悩みすぎないように注意しながら、頭皮のダメージケアを実施していきましょう。

 

植毛後の髪の流れは自然なの?

髪の流れや生え方が不自然になることはある!

 

植毛後は髪形が不自然になるの?

高い費用をかけて植毛手術をしたのに、「何か、髪の毛が変!」「あの人の頭、何か不自然。もしかしてカツラ?」なんて思われてしまったらイヤですよね。自毛植毛をすることで、髪の流れや生え方は不自然にならないのか探っていきましょう。

 

自毛植毛手術は、毛髪量が充分にある場所(後頭部などが多い)の毛根を採取し、薄毛が気になる場所(生え際や頭頂部が多い)に移植する手術です。

 

手術ですから、同じような薄毛状態でも出来栄えに差はできますし、不自然になってしまう人がいるのも事実です。

 

具体的には、次のようなときに不自然さが目立ちます。

 

  • 生え際が一直線もしくはキレイすぎるカーブ
  • おでこが極端に狭くあるいは広く見える
  • 髪の毛に自然な流れが見られない
  • 顔周りの髪の毛が剛毛

 

生え際が一直線もしくはキレイすぎるカーブ

人間の自然な生え際は、かなり複雑なデコボコになっています。その複雑さが、自然な生え際を作っているとも言えるでしょう。

 

しかし、植毛を実施するドクターによっては、線で引いたみたいにまっすぐな生え際にしてしまったり、コンパスで描いたように半円状の美しいカーブにしてしまったりします。

 

そうなると、明らかに不自然になりますので、周囲の人にも「植毛したのかな?」と気づかれる可能性が高くなってしまうのです。

 

「わたしはいつも前髪を下しているスタイルだから、少々生え際が不自然でも気づかれない」と考えている人もいるかもしれません。しかしながら、それは間違っています。

 

髪をおろしていても、生え際が不自然なときは、前髪の長さや流れなどから何となく違和感を与えてしまうものです。アップスタイルにする人もダウンスタイルにする人も、生え際を美しくデザインしてくれるクリニック&ドクターを選ぶようにしてください。

 

おでこが極端に狭くあるいは広く見える

薄毛で悩んでいる人は、「少しでも髪が増えれば」と常々願いますので、誤った判断をしてしまうことがあります。

 

特に生え際が後退する「M字ハゲ」の人は、少しでも額部分に髪の毛が多い方が良いと考え、本来の生え際のラインよりもかなり下の位置まで植毛してしまうことがあるのです。

 

人間には持って生まれたバランスというものがあります。薄毛に悩んでいなかった頃の生え際が、その人にとってもっともバランスの良い額と毛髪の境界線ですので、あまりにもかけ離れた位置に新しい生え際を作らないようにしたいものです。

 

髪の毛に自然な流れが見られない

髪の毛はいずれも自然な流れを持って生えています。植毛した毛髪が自然な流れに逆らうように生えて行ったりすると、その部分だけ不自然な印象を与え、「もしかして移植した?」と周囲に気付かれてしまうことがあります。

 

顔周りの髪の毛が剛毛

髪の毛は、生える場所によって太さが異なります。個人差もありますが、一般的には、顔周りの髪の毛は柔らかい細い毛が多く、耳の後ろから後頭部にかけては硬くて太い毛が多いことが多いです。

 

しかし、自毛植毛は、髪の毛がしっかりと残っている部分の毛根を、薄毛になっている部分に移植する治療法です。そのため、硬くて太い後頭部の毛髪を、柔らかい毛が多い生え際に生えることも珍しくありません。

 

つまり、移植する部分に適した性質の髪の毛を選んで植毛してもらわないと、生え際の剛毛さが悪目立ちすることもあるのです。

 

まとめ

自然な髪の毛が生えるのか、毛根がしっかりと移植部分に定着するかどうかは、実際のところ、手術をしてみないと分からない部分も多いです。

 

自毛植毛手術は、どのドクターが実施しても同じ結果が得られるわけではありません。

 

スキルが高く、芸術性に優れているドクターに任せるときは自然な仕上がりを期待することができますが、植毛手術に慣れていないドクターや芸術的な感覚がないドクターに任せてしまうと悲しい仕上がりになってしまうことがあるのです。

 

もちろん、クリニックで実施している技法によっても、仕上がりに差が生まれます。クリニックで実施している技法が優れており、なおかつ実績豊富で美しい仕上がりに定評があるドクターに手術をしてもらいたいですね。